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玄米は栄養豊富で体に良いですよ、のお話し

玄米食をおすすめするアイキャッチ

玄米が栄養豊富で体に良いことはご存じでしょうか?

私たちが毎日食べている白米。もちもちした触感で、噛めば噛むほど甘味が出て美味しいですよね♪
特に、炊き立てのご飯は卵をかけて所謂「TKG」として食べるのは私にとってのご褒美ですw
湯気が立ち込める熱々のご飯を口の中にほおばると、何だか幸せな気持ちになるのは日本人特有の感覚かも知れません。

ところで、そんな白米は玄米と比べると栄養価が損なわれていることをご存じでしょうか?
白米の漢字を並び替えると米白→「粕」(かす)になります。
つまり、精米することで栄養価が損なわれて「かす」になることを先人たちは知っていたのです。

目次

玄米の栄養価

玄米のimg

さて、玄米の栄養価が白米と比べてどれくらい違うのかを調べてみました。

表にするとこんな感じです。

100g
あたりの
栄養価
エネルギータンパク質炭水化物食物繊維カリウムビタミンB1ビタミンB2
玄米3466.874.33.02302.10.410.04
5分づき米3456.575.91.41501.50.300.03
7分づき米3486.376.60.91201.30.240.03
精白米3426.177.60.5890.80.080.02
出展:仙台大学 運動栄養学科通信Vol.75

ご覧いただくとお分かりのように、玄米と精白米のエネルギーはほぼ変わらないものの、食物繊維やカリウム、ビタミンB1の数値は玄米の方が高いことが示されています。

白米で食べると、こんなに栄養価が変わるなんて驚きですね。

玄米を美味しく食べるには?

玄米はボソボソとした触感があって、苦手な方も多いかと思います。確かに、もちもちとした触感の白米と比べると、玄米は食べにくいと感じるのは無理のない話です。

また、白米と比べると多少の硬さがありますし、白米のような甘い匂いはしません。見た目も白米のような輝きはなく、どうしても茶色っぽく炊き上がります。

玄米の炊き方

玄米は白米と同じ炊き方では美味しく炊くことはできません。炊飯器でも玄米を炊くときのボタンが設けられているのはそのせいです。

私は玄米を精米機にかけて、3分づきで食べています。

以前の記事でも書きましたように、私の家には炊飯器がないため、ご飯は炊飯土鍋で炊いています。その際、玄米の浸水時間を長めにします。

白米との炊き方が異なるのは浸水時間だけで、土鍋を火にかけてしまえばあとは時間も手間も変わりません。

炊き上がった後、フタを開けたときのお米の輝き方は白米のそれと比べると劣るのは仕方ありませんが、白米も玄米も炊き立てが一番おいしいですよ♪

私が愛用している炊飯土鍋の記事はこちらです。

玄米を食べ続けていての感想

正直、白米と玄米とを食べ比べた場合、白米の方が美味しいと感じます。

でも、玄米を8分づき、5分づき、3分づきと少しずつ100%の玄米に近づけることで次第に慣れていきます。玄米の味が、と言うよりは触感が違うのが一番の食べづらさかも知れません。白米特有のもちもちさはそれほど感じませんし、白米にはない多少硬めの触感もあります。

ただ、これによって良い部分もあると思っていて、私はもともと食べるの他の人と比べると遅いのですが、それは咀嚼数が多いからです。つまり、普段からあまり咀嚼せずに食べている人は、玄米に近い状態にすることによってよく噛むようになるかも知れません。

よく噛むことによって唾液の分泌量が増えますし、大雑把に噛んだものを胃や腸に送るよりは、よく噛んだ方が胃腸への負担は軽減されます。

玄米を食べることによるメリット

・白米と比べて栄養が摂れるようになる
・よく噛むようになる

玄米食にすることによるデメリット

・少し食べづらい
・白米より浸水時間が長いため、少し手間に感じる

まとめ

いかがでしょうか。玄米食を試したくなってみたくなりましたか?w

白米を食べ続けているのに、突然玄米食に変えるのはなかなか難しいと思います。まずは8分づき、5分づきと、少しずつ玄米へ近づけていくことをお勧めします。玄米食を勧めておきながら言うのも何ですが、白米の方が美味しいですからねw

私はとある縁がきっかけで、お米農家さんが丁寧に育てた玄米を直接購入しています。その中には米粒が黒くなっているものがあり、これは一般的に流通しているお米にはあまり含まれていない部分ですが、この黒い米粒はカメムシがその養分を吸って黒く変色したものです。「え?そんなの食べて大丈夫なの?」と思われるかも知れませんが、虫がつかないような農薬がかかったお米と、虫も美味しいと食べにくるお米、どちらが良いと思いますか?

いつの頃からか、人は見た目の良い食材しか好まなくなりました。でも、人にとって本当に必要なのは形の良い食材ではなく、多少見た目がいびつでも、食べづらくても、栄養価の高いものなはずです。

形が良く、見栄えばかりを気にするのが当たり前になってしまいましたが、必要な栄養素を摂取するという本来の目的を見失わないようにしたいものですね。

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